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Astemo

Interview

ポール・リュウ

ビジネス企画

前職ではコネクテッドプロダクツマネージャーとして、主要な自動車メーカーのコネクテッドビークルプラットフォームのアプリケーションエコシステムの開発を牽引。
2018年にはAstemoにAD/ADASディレクターとして入社し、R&D部門とビジネス部門の両方で、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアード、電動)技術に関連する先進的な開発活動に貢献。
2021年にはシリコンバレーオフィスの責任者として、テクノロジーおよびパートナー開拓担当し、自動車メーカーや第三者組織との協力によるPoC(概念実証)プロジェクトを主導。その後、Cypremosが設立されるとともに同社へ参加し、業界でのイノベーション推進。

業務内容

ビジネス戦略を担当している者として、私の主な責任は、技術的な観点とパートナーエコシステムの観点から強力なビジネスポテンシャルを推進するための堅実な基盤とコンセプトを確立することです。エンジニアリングクラウド(仮想開発環境)とバーチャルバリデーションサービス(仮想実証サービス)*を初期のフレームワークとして活用し、ビジネス機会の拡大と革新的なビジネスモデルの開発をめざしています。

* バーチャルバリデーションサービス(仮想実証サービス):従来現地や現物による実証で行ってきたことを仮想環境やAIを駆使し、高速、高頻度、低コストで実施可能とするサービス。

チャレンジ

私たちの主要な課題のひとつは、新しいビジネスの創出であり、これには新たなマインドセットと明確で前向きなビジョンの採用が必要です。成功するためには、新しい文化を受け入れ、ペースを加速し、革新的な方法論を採用し、何よりも最先端の技術を統合する必要があります。この課題は複雑ではありますが、同時にCypremosにとって、Astemoのリソースと専門知識に支えられ、よりアジャイルで柔軟、かつ競争力のある企業へと成長する機会を提供しています。

将来構想

私たちは、車両バリューチェーンの中で重要な役割を果たす未来を描いています。AstemoがIn-carの エコシステムの構築に注力する一方で、Cypremosは自動車メーカーやサードパーティパートナーと協力してOut-carの エコシステムの開発に取り組んでいます。エンジニアリングクラウド(仮想開発環境)とバーチャルバリデーションサービス(仮想実証サービス)、そしてオーバー・ジ・エア技術を基盤に、新たな収益源を創出することに注力しており、データのマネタイズ、プライベートクラウドのコンサルティングとエンジニアリング、そしてセキュリティ・アズ・ア・サービスを含んでいます。さらに、私たちは自動車業界を超える展開を計画しており、まずは類似した業界をターゲットにし、最終的には幅広い業界への進出をめざしています。

Astemo:Astemo株式会社
Cypremos:Astemo Cypremos株式会社