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2011年11月22日
日立オートモティブシステムズ株式会社

日立オートモティブシステムズがGMの
シボレー・ボルト向けにモーター、インバーターを納入

  日立オートモティブシステムズ株式会社(取締役社長:大沼 邦彦/以下、日立オートモティブシステムズ)は、ゼネラル・モーターズ(会長兼最高経営責任者(CEO):ダニエル F アカーソン/以下、GM)から発売されているシボレー・ボルト向けにモーター、インバーターを納入しています。

  現在、低炭素社会の実現に向けた世界的な環境意識の高まりや環境規制の強化などを背景に、再生・持続可能かつクリーンエネルギー活用へのシフトが求められており、現在ハイブリッド電気自動車(HEV)をはじめとする環境対応車の需要は今後大きく伸張することが予想されています。
  日立オートモティブシステムズは、これまでもハイブリッド車のキーコンポーネントであるモーターやインバーター、さらにはリチウムイオンバッテリを含めたハイブリッド車システムを国内外の乗用車および商用車向けに提供してきており、多くのカーメーカーから高い評価を頂いています。これまでGMのハイブリッド車における採用実績においても、2006年サターン・ビュー搭載のモーターとインバーター、2007年シボレー・タホ搭載のインバーター、2011年ビューイック・ラクロスに搭載されるリチウムイオンバッテリなどがあり、両社の卓越した環境技術の融合が市場に広がっています。

   GMの2モーター電動システムに納めている2つのモーターはエンジンの代わりとなる走行用モーターとバッテリ充電用の発電機モーターであり、高出力・高トルク化(トルク密度当社比11%向上)を実現した当社の第2世代となる三相永久磁石式同期モーターを採用しました。小型・高出力化を図るため、高電圧システム下での、超薄形絶縁信頼性技術、角線電工ファイン成形技術等により、更なる高効率エネルギー技術を達成し、電動車両におけるパワフルでスムーズな走行性能の実現に寄与しています。 また、インバーターは、当社の第2世代のインバーターとして初めての採用となっています。主に大型車に搭載されていた当社の第1世代品との比較において、およそ40%の小型化を実現しました。さらに、2つのモーターの他にも補機用ポンプを駆動するシステムも内蔵しており、高密度実装による放熱対策として、冷却水路をインバーター中層部に設けるなどの工夫を行い、高出力化、高機能化を実現しています。
  走行性能、燃費性能に優れ、家庭用電源からも充電可能なGMシボレー・ボルトへの採用を通じて、市場における当社のモーター、インバーターに対する評価がさらに高まるものと確信しています。

  日立オートモティブシステムズは電動化車両のキーコンポーネントであるモーター、インバーター、バッテリからなる最適なシステムの提供を通じて地球環境の保全に貢献していきます。

  なお、GMシボレー・ボルトへ採用されたモーター、インバーターを、12月3日(一般公開日)から東京ビッグサイトで開催される東京モーターショーに出展する予定です。

事業に関するお問い合わせ

日立オートモティブシステムズ株式会社 経営戦略本部 事業統括部 [担当: 片山]
〒100-0004 東京都千代田区大手町二丁目2番1号
電話 03-4232-5300 (代表)

以上

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