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2016年1月26日
日立オートモティブシステムズ株式会社

(公社)自動車技術会が開催した2015年秋季大会
学術講演会において「優秀講演発表賞」を受賞

 日立オートモティブシステムズ株式会社(取締役社長兼COO:関 秀明)は、公益社団法人自動車技術会が2015年10月14日(水)から16日(金)に福岡県北九州市で開催した「2015年秋季大会学術講演会」に参加し、当社の技術開発本部先行開発室スマートADAS技術開発部の坂田 昂亮が発表した講演『省燃費車両速度制御のためのモデル予測制御の活用』が「優秀講演発表賞」を受賞しました。なお、授賞式は2016年5月26日(木)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される2016年春季大会の会場にて行われます。

 本賞は、(公社)自動車技術会による春季および秋季大会の学術講演会において、優秀な発表を行った講演者に贈られるものです。論文の質、口頭発表の質、スライドの質の3つに関する聴講者の採点評価に基づき、 学術講演運営委員会で審議して受賞者を選出し、最終的に表彰委員会で決定されるものです。今回は287件の対象講演のうち、当社を含む5講演が受賞となりました。

 本講演では、モデル予測制御を車両制御へ適用することを提案しました。特に、車両の運動特性と交通信号機の色の切り替わりをモデル化することで、適切な加減速により交通信号機を効率よく通過し燃費を向上させることを目的として、その実現方法の検討を行いました。導き出した方法は、これまでの一般的な予測制御である、一定の時間先を予測するアルゴリズムから、一定の距離までを常に予測するアルゴリズムに変換することで、効率のよいスマートな速度制御を可能とするものです。

 新しいアルゴリズムで構築した予測制御は、今後の自律走行制御にも応用できる技術として、実用化を検討していきます。


■講演タイトル:

『省燃費車両速度制御のためのモデル予測制御の活用』

■講演受賞者:

技術開発本部 先行開発室 スマートADAS技術開発部
坂田 昂亮

■論文共著者:

同上
清水 亮介

【講演受賞者】

坂田 昂亮

【論文共著者】

清水 亮介

会社概要

日立オートモティブシステムズ株式会社
本 社:   東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル
事業内容:自動車部品および産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービス

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画像:採用情報
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