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2023年12月8日
日立Astemo株式会社

温室効果ガス削減目標がSBTイニシアチブの認定を取得

 日立Astemo株式会社(以下、日立Astemo)は、2030年に向けた温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)の削減目標について、気候変動問題の国際的な枠組みである「パリ協定*1」が定める目標と科学的に整合する目標「SBT(Science Based Targets)」となっているかを認定する国際的なイニシアチブである「SBTイニシアチブ(SBTi)*2」より、2023年11月30日に認定を取得*3しました。

*1
世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることをめざすもの
*2
環境情報の開示に関するNGOであるCDP(カーボン ディスクロージャー プロジェクト)、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体が共同で2015年に設立
*3
SBTiサイト上での掲載は2024年1月以降

 日立Astemoは、社名の由来である"Advanced Sustainable Technologies for Mobility"の通り、先進的なモビリティ技術の提供とともに、より安全・快適で、かつ環境負荷の低い持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。その取り組みの中で、電動化製品の販売の拡大及び製品のエネルギー効率の向上を通じてAstemo製品が搭載された車両の利用時の排出量削減とともに、生産部門をはじめとして、上流から下流までの全体におけるGHG排出削減をめざしています。
 このたびSBTi認定を受けた下記の目標達成に向け、今後もGHG排出量の削減を積極的に進め、持続可能な社会の実現に貢献していきます。なお、日立Astemoはnear term*4目標で認定を取得しました。

*4
SBTiの認定する目標にはnear term(5-10年から先の目標(4.2%/年、削減が最低目標))とlong term(2050年までの目標(90%削減が最低目標)の2種類があり、当社が認定を受けたのはnear term目標

SBTiに認定されたGHG削減目標(2030年度目標)

・スコープ1*5+2*6のGHG排出量を80%削減*7(基準年2021年度)
・スコープ3*8のGHG排出量を25%削減(基準年2021年度)

*5
スコープ1:自社での燃料使用による直接排出量
*6
スコープ2:自社が購入した電力、熱の使用による間接排出量
*7
カーボンオフセット(排出権取引)除く
*8
スコープ3:自社のバリューチェーンで排出される間接排出量(スコープ1、スコープ2を除く)のうち、購入した製品・サービス(カテゴリ1)、燃料およびエネルギー活動(カテゴリ3)、販売した製品の使用からのGHG排出量(カテゴリー11)

 日立Astemoは、電動ビジネス統括事業部、シャシー・ICE統括事業部、モーターサイクル事業部による戦略的な事業ポートフォリオ運営を通じ、サステナブルな成長に向けた技術革新と事業強化に取り組んでいます。電動システムと排出ガスを低減する高効率な内燃機関システムでより良い地球環境に貢献し、自動運転や先進運転支援システム、先進シャシーシステムで安全性・快適性を向上させていきます。世界をリードする先進的なモビリティソリューションの提供を通じて、持続可能な社会と人々の豊かな生活の実現に貢献します。

会社概要

日立Astemo株式会社
本社:東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル
事業内容:自動車部品および輸送用ならびに産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービス

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