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Hitachi

二輪車用システム

電子制御ユニット インジェクター インジェクター インジェクター インジェクター スロットルボディ マスターシリンダー ディスクブレーキ フロントフォーク 燃料ポンプモジュール フロントフォーク リアクッション ディスクブレーキ マスターシリンダー ABS

高い環境性能を誇るパワートレインシステム、操縦安定性と乗り心地を両立させるサスペンション、車両の安全性を高めるブレーキシステムなど、先進的な技術と製品により二輪車の進化をリードしています。

パワートレインシステム

世界各国の排出ガス規制や小型から大型まで幅広い排気量に対応する電子燃料噴射システムで、環境負荷低減に貢献しています。

小型二輪車用

インジェクター

電子制御ユニットからの指令によって燃料ポンプから送り込まれた燃料をエンジンポートへ噴射します。小型コネクターの採用などにより業界トップクラスの小型・軽量化を実現。独自の磁気回路設計により燃料供給量を調整し、オリフィスプレートの設計に工夫を施すことでエンジンポートへの噴射形状などに豊富なバリエーションを実現しています。

スロットルボディ

スロットル操作によりケーブルで開閉されるスロットルバルブによりエンジンに供給する空気量を調整します。スロットルポジションセンサーが開閉信号を検知しスロットル開度を電子制御ユニットにフィードバックします。CAEの活用により強度と軽量化を両立しました。また、各国の排出ガス規制、気温、標高などの使用条件から最適な始動装置を選択することが可能です。

電子制御ユニット

エンジンを制御する電子制御ユニット。スロットルやトランスミッションなどの状況、環境条件を検知し、各国の排出ガス規制を加味し、各デバイスへの燃料噴射量、点火タイミングなどの指令を出します。基板面積や部品の削減などによ小型部品構成で業界トップクラスの小型サイズを実現しました。

燃料ポンプモジュール

燃料タンク内の燃料をフィルタにより濾過し、ポンプによる昇圧を行い、モジュールに内蔵されたプレッシャレギュレータで調圧した燃料をインジェクターに供給します。ポンプはより高寿命・小型化を実現するためにブラシレスモータを採用しています。燃料ポンプモジュール本体の小型化により燃料タンク外部に設置可能なサイズ(インライン式)となり、様々な形状・大きさの燃料タンクに適合します。

トランスファーモールド電子制御ユニット

エンジンを制御する電子制御ユニット。スロットルやトランスミッションなどの状況、環境条件を検知し、各デバイスに燃料噴射量、点火タイミングなどの指令を出します。コネクタ接続機能を持ったカードエッジ基板やトランスファーモールド成型によるケースやポッティング樹脂廃止技術により、約31%のサイズダウンと約46%の軽量化(※)を実現しました。

※当社従来比

ACGスターター制御システム付き電子制御ユニット

アイドリングストップシステムに対応した電子制御ユニット。各デバイスに燃料噴射量、点火タイミングなどの指令を出します。ACジェネレーター(ACG)制御を一体化し直接エンジンを回すことで、エンジン始動時の高い静粛性とアイドルストップからのスムーズなエンジン再始動を実現しました。また、精度の高い熱シミュレーションにより定常的に流れるACG電流に耐える放熱構造を実現しました。

大型二輪車用

電子制御スロットルボディ

スロットル操作によりモーターで開閉されるスロットルバルブによりエンジンに供給する空気量を調整します。同時にスロットルポジションセンサーが開閉信号を検知しスロットル開度を電子制御ユニットにフィードバックします。
モーターの小型化など、徹底した軽量化を行うほか、モーター駆動ギアレシオの高速化により応答速度の向上を可能としています。

電子制御ユニット

エンジンを制御する電子制御ユニット。スロットルやトランスミッションなどの状況、環境条件を検知し、各国の排出ガス規制を加味し、各デバイスへの燃料噴射量、点火タイミングなどの指令を出します。高密度実装と部品レイアウトの最適化、複数のCPUによる協調制御でドライブバイワイヤースロットルボディ、デュアルクラッチトランスミッションなど多彩な機能を二輪車に搭載することを可能としています。

燃料ポンプモジュール

燃料タンク内の燃料をフィルタにより濾過し、ポンプによる汲み上げ・昇圧を行い、モジュールに内蔵されたプレッシャレギュレータで調圧した燃料をインジェクターに供給します。

インジェクター

電子制御ユニットからの指令によって燃料ポンプから送り込まれた燃料をエンジンポートへ噴射します。小型コネクターの採用などにより業界トップクラスの小型・軽量化を実現。独自の磁気回路設計により燃料供給量を調整し、オリフィスプレートの設計に工夫を施すことでエンジンポートへの噴射形状などに豊富なバリエーションを実現しています。

サスペンションシステム

モータースポーツで培ったノウハウをフィードバックした高機能・高性能製品と、独自技術を駆使した電子制御式減衰力可変ダンパーなどにより、操縦安定性と乗り心地を両立しています。

フロントフォーク

倒立フロントフォーク

アウターチューブが上側、インナーチューブが下側に位置しており、高剛性と安定した減衰力を発生することができる構造です。車体の安定性をバランスよく保ち、直進安定性や旋回性を確保しています。

電子制御式減衰力可変ダンパー

従来は四輪車用からの転用が多かった電子制御式油圧バルブを二輪車用として独自開発。二輪車用に最適化した特性とすることで優れた操縦安定性と乗り心地の両立を実現しました。

リアクッション

シングルチューブ式リアクッション

オイル室とガス室が完全に分離しているため減衰力が安定し、高い性能を発揮することが可能です。車体の姿勢をバランスよく保ち、路面凹凸による突き上げショックを緩和します。

電子制御式減衰力可変ダンパー

従来は四輪車用からの転用が多かった電子制御式油圧バルブを二輪車用として独自開発。二輪車用に最適化した特性とすることで優れた操縦安定性と乗り心地の両立を実現しました。

ブレーキシステム

ABSをはじめとするブレーキシステムを通して、あらゆる場面で安定した制動力と優れた操作性を発揮し、安全性と快適性の向上に貢献しています。

アンチロックブレーキシステム(ABS)

アンチロックブレーキシステム(ABS)〈2ch〉

滑りやすい路面で二輪車のブレーキをかける時でも、タイヤのロックを防ぐための装置です。
2系統(前輪と後輪)を制御することで、高度な車体コントロール技術を実現し、安心と安全を提供しています。

アンチロックブレーキシステム (ABS)〈1ch〉

滑りやすい路面で二輪車のブレーキをかける時でも、タイヤのロックを防ぐための装置です。
1系統(前輪若しくは後輪)を制御することで、小型化・軽量化を実現し、安全技術を幅広く提供します。

ディスクブレーキ

ディスクブレーキ キャリパー(前輪)

二輪車の前輪と一体で回転するディスク板を、油圧を利用して摩擦部材で挟むことにより制動する装置です。レースで培ったブレーキ技術を反映し、軽量化と高剛性、効力の向上を図っています。

ディスクブレーキ キャリパー(後輪)

二輪車の後輪と一体で回転するディスク板を、油圧を利用し摩擦部材で挟むことにより制動する装置です。最良な形状や製品配置の改良により、強度、剛性の向上と軽量化を実現しています。

マスターシリンダー

ブレーキマスターシリンダー(前輪)

レバーを握ることにより、ブレーキを作動させるための油圧を作り出す装置です。この油圧により、でディスクブレーキ(前輪)を作動させています。
レースで培ったブレーキ技術とノウハウをスペックに折り込み、ライダーが要望する特性を実現しています。

ブレーキマスターシリンダー(後輪)

ペダルを踏むことにで、ブレーキを作動させるための油圧を作り出す装置です。この油圧によりディスクブレーキ(後輪)を作動させています。
形状や製品配置の改良により、搭載性の向上や軽量化を実現しています。