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2022年8月10日

初参戦の鈴鹿8耐 レース序盤での転倒により37位完走

8月5日から7日、三重県・鈴鹿サーキットで開催された2022 FIM 世界耐久選手権 第3戦”コカ・コーラ” 鈴鹿8 時間耐久ロードレース 第43 回大会にAstemo Honda Dream SI Racingが初参戦いたしました。
8月7日、決勝レース当日は予定通り11:30にルマン式にて3年ぶりの鈴鹿8耐がスタートしました。Astemo Honda Dream SI Racingは作本輝介選手がスタートライダーをつとめ、7番手からスタートしました。果敢な追い上げにより2周目にはトップ集団に追いつくことができましたが、スプーンカーブの進入で転倒しマシンを破損。チームによる懸命な修復作業により50周の遅れで再スタートしました。その後は、渡辺一馬選手、羽田太河選手と順調に周回を重ね、19:30に37位でチェッカーを受けました。Astemo Honda Dream SI Racingへの応援、ありがとうございました。

■チームコメント
- 伊藤 真一監督
予選までは表彰台をねらえるポジションにつけており、チームとライダーの持つポテンシャルを存分に発揮できるレースになると感じていました。そのため、若手を育成し世界に送り出したいというチームの想いから作本輝介選手をスタートライダーに起用しました。作本選手はその期待に応える走りをしてくれましたが、レース序盤に転倒してしまい残念な結果となってしまいました。チームのポテンシャルを発揮することができませんでしたが、全日本ロードレース選手権はこれから後半戦になりますので着実に実力を積み重ね、 来年リベンジできるようにしていきたいと思います。応援ありがとうございました。

- 渡辺 一馬選手
レース序盤の転倒で順位を落としてしまったため、8時間を走り切ることができず残念な結果となってしまいました。しかし、チームが完璧に近い状態まで修復してくれたので、その想いに応えるために残されたレースを全力で走りぬきました。8耐の悔しさは8耐でしか返すことができないので、来年このレースで表彰台に立てるよう気持ちを切り替えて、一つひとつ成長を積み重ねていきます。

- 作本 輝介選手
決勝に向けてチームは順調に仕上がっていたため、ライダーとしても期待していました。そのなかでスタートライダーを任せてもらい、その期待に応えたいという一心で臨みましたが、2周目に他車を巻きこんで転倒してしまい、レースを終わらせてしまい申し訳なく思っています。来年もう一度この舞台にたてるよう、気持ちを切り替えていきたいと思います。

- 羽田 太河選手
まずは8耐で走れたことを感謝しています。結果としては残念でしたが、自分に任された役割として走りきることもできましたし、楽しんで全力で走ることもできました。悔しさはありますがこれがレースなので、この経験を次のレースに生かしていきたいと思います。