10月1-2日、SUPER GT2022の第7戦がオートポリス（大分県）で開催されました。
予選前に行われた公式練習の走行中にクラッシュを喫し、マシンに大きなダメージを与えてしまいました。予選開始までの約3時間半、大きく破損したマシンフロントをチームメカニックが懸命に修復作業し、なんとか予選出走に間に合わせることができました。まずチームの思いを託された松下選手の懸命なアタックによりQ2進出を決め、続いてQ2を担当した塚越選手がさらにタイムを伸ばして4位で予選を終えました。
決勝レースでは、第1スティントを担当した松下選手がペースとポジションを守りながらレースを進め、FCY（フルコースイエロー）明けに前を走る19号車（WedsSports ADVAN GR Supra）をパスして3位にジャンプアップしました。その後、24周目にピットインをして、チームメカニックが完璧なピット作業でマシンを送り出し、ポジションアップしてレースに戻ることができました。第2スティントを担当した塚越選手は、後続からの追従はあったものの、タイヤマネジメントをしつつ徐々にペースを上げて、見事トップでチェッカーフラッグを受けました。
前日のクラッシュからチーム一丸となって掴んだ今シーズン“初勝利”。ドライバーランキングでもトップと4ポイント差の3位で最終戦を迎えることになります。シリーズチャンピオンを懸けた戦いになりますので、皆さんの応援をよろしくお願いします。