4月15-16日、SUPER GT2023の開幕戦が岡山国際サーキットで開催されました。天候に左右される難しい予選、決勝レースとなりましたが、粘り強い走りを見せたAstemo REAL RACINGは決勝レースを7番手でフィニッシュし、開幕戦で貴重なポイントを獲得しました。
降り続ける雨の中スタートした予選Q1では、松下選手が難しい路面コンディションに苦戦し、タイムを伸ばすことができず13位で終えました。決勝レースは後方から追い上げるレース戦略になります。
決勝レースは、スタート直後から降り始めた雨の中、第1スティントを担当した松下選手が序盤からペースを上げ着実に順位をあげていきました。その後、雨量が増えウェットタイヤへの交換を余儀なくされ、コース上ではアクシデントが相次ぎました。フルコースイエロー（FCY）とセーフティーカー（SC）が導入される混乱の中、一時は5番手までジャンプアップすることができました。しかし、雨が止み始めてからは、なかなかペースをあげることができず、41周目に塚越選手にドライバー交代とウェットタイヤからスリックタイヤに交換。他チームより先行してタイヤ交換したことで、最も速いタイムで追い上げを図っていましたが、再び大雨によりSC導入、赤旗中断となりました。レース再開後も、天候が不安定でまともに周回を重ねることができず、最後は最大延長時間の16時30分を前に赤旗によるレース終了となりました。