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2023年9月21日

トップでチェッカーを受けるも、レース後の車検不合格により失格

9月16-17日、SUPER GT2023第6戦がスポーツランドSUGOで開催されました。 日立Astemoの従業員とその家族、合わせて約700名がサーキットに駆けつけ、応援席を埋めました。
予選のQ1は、担当した塚越選手が各セクターをしっかりまとめ、3番手でQ2進出を決めました。続くQ2を担当した松下選手は、コースレコードを更新する圧巻の走りを見せましたが、それを8号車(ARTA MUGEN NSX-GT)と23号車(MOTUL AUTECH Z)がさらに上回り、3位でチェッカーを受けました。
決勝レースは、スタートを担当した松下選手がGT300クラスのマシンを追い抜くのに苦労をしながらも、なんとかポジションをキープして34周目にピットインしました。ここで、チームが完璧なピット作業でマシンを送り出し、先行する8号車と23号車よりも前のポジションでコース復帰し、実質トップに躍り出ました。徐々に8号車との差を広げていく中で、39周目にホームストレートで大クラッシュが発生し、赤旗中断となってしまいました。その後、レースは再開されましたが、周回遅れのマシンなどに詰まってしまい、後ろとのギャップを広げることができず、その中で8号車にオーバーテイクを許してしまいました。ただし、塚越選手は諦めることなく8号車とのギャップを少しずつ詰め、ついに76周目に8号車をオーバーテイクし、再びトップに浮上しました。そのまま後続とのギャップを広げ、見事トップでチェッカーを受けました。
今シーズン初優勝を飾り、シリーズランキングでも2位に浮上したかと思われましたが、レース後の車検で規定違反となり、失格となりました。