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2023年10月20日

渡辺選手が3年連続でシリーズチャンピオン獲得、水野選手はJSB1000クラスで初優勝

10月14-15日、MFJ 全日本ロードレース選手権の最終戦となる第8戦が三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。
JSB1000クラスのRace1決勝では、5番手スタートのゼッケン36 水野涼選手はスタートで1つポジションを落としたものの、着実に前を走るバイクを追い抜き2周目には3番手へ。勢いそのままに、トップ争いをしているヤマハ勢の2台もかわしトップへ躍り出る。その後、後続の猛追を丁寧に押さえ続けてきたが、10周目に中須賀選手に、11周目に岡本選手にパスされ再び3番手に。ヤマハ勢が激しいトップ争いを繰り広げるファイナルラップの日立Astemoシケインでトップ2台が接触しまさかの転倒。3番手を走行していた水野選手がそのままトップでチェッカーをうけ、JSB1000クラスで初優勝を飾りました。なお、チームとしても発足から4年で悲願のJSB1000クラス初優勝を獲得しました。
翌日のRace2決勝でも、ヤマハの岡本選手、ホンダの名越選手と水野選手が三つ巴のトップ争いを繰りひろげ、ファイナルラップの日立Astemoシケインで岡本選手をパスし、Race2でも優勝を飾り2連勝しました。
ゼッケン4 作本輝介選手は、Race1では9番手スタートからスタートし、一時5番手までポジションアップしましたが、マシントラブルにより15位。Race2では8番手からスタートし5番手争いを繰りひろげましたが、あと一歩及ばず9番手でチェッカーをうけました。
ST1000クラス決勝では、ゼッケン1 渡辺一馬選手がポールポジションからのスタートとなりましたがスタートでの出遅れにより5番手に後退。しかし、3周目の日立Astemoシケインでトップを走る榎戸選手と國峰選手が接触し転倒したことで3番手に。その後、高橋巧選手に抜かれ4番手になり、トップ集団を追いかける展開となったが、12周目に3番手を走る高橋裕紀選手がヘアピンで転倒し、そのバイクがトップを走る同じチームの高橋巧選手のマシンにヒットし、2台ともに転倒するまさかの展開となり2番手へポジションアップ。そのまま2番手をキープしチェッカーを受けました。
これにより、渡辺選手のシリーズチャンピオンが確定し、3連覇を果たすことができました。
今シーズンもたくさんの応援、ありがとうございました。