今シーズン最終戦となるSUPER GT2023第8戦が、11月4-5日に「モビリティリゾートもてぎ」で開催されました。
　予選Q1を担当した塚越選手は、しっかりとタイムをまとめ、7戦連続のQ2進出を決めました。Q2を担当した松下選手はアグレッシブな走りを見せ、今シーズンベストの2位でチェッカーを受けました。
　怪しい雲行きのなかスタートした決勝レースは、松下選手は前を行く3号車（Niterra MOTUL Z）とのギャップをなかなか詰めることができず、雨も降りだす難しいコンディションの中ポジションをキープしていた。23周目には3番手の36号車（TOM‘S GR Supra）と激しいバトルの末、ポジションを落としてしまい、26周目にピットストップし塚越選手に交代して、8番手でコース復帰。前を行く23号車（MOTUL AUTECH Z）とのギャップを徐々に詰め、53周目にオーバーテイクに成功し、表彰台圏内の3番手にポジションアップしました。しかし、コース上は雨が強まり、残り6周でチームはピットストップの指示を出し、レインタイヤに交換。6番手でコース復帰して、ライバルが濡れた路面に苦しむ中、17号車は猛プッシュで追い上げを見せ、オーバーテイクを展開していましたが、トップを走る3号車がコースアウトを喫し、FCYが導入されてしまいました。FCY解除後に、再度追い上げを見せましたが、3位フィニッシュとなりました。
　苦しいシーズンとなりましたが、3位表彰台獲得でシーズン最終戦とNSX-GTラストランを終えることができました。今シーズンもAstemo REAL RACINGへの応援をいただき、ありがとうございました。