2024年6月6日
6月1-2日、SUPER GT2024の第3戦が鈴鹿サーキットで開催されました。
サクセスウェイト28kgを積んで臨んだ予選は、Q1を担当した太田選手は、サクセスウェイトを感じさせない攻めた走りを見て全体3位のタイムでチェッカーを受けました。続くQ2を担当した塚越選手は、アタックラップのS字コーナーでスピンを喫してタイム抹消となり、Q1とQ2の合算で15位となってしまいました。
最後方からのスタートとなった3時間の決勝レース、ファーストスティントを担当した塚越選手は、前を行く64号車(Modulo CIVIC TYPE R-GT)をなかなか抜くことができず我慢の展開が続きました。35周目にピットストップし、給油とタイヤ交換を済ませ、ドライバーは塚越選手から太田選手に交代しました。実質13位でレース復帰し、ここから太田選手の怒涛の追い上げが始まります。タイヤがフレッシュになったことで、果敢に攻めた走りで前を行くマシンを次々とオーバーテイクし、約1時間の走行でポジションを6つ上げました。
63周目に2回目のピットストップを消化し、8番手でレースに復帰しました。変わらずペースが良く、ライバルより速いラップタイムで周回を重ね、3号車(Niterra MOTUL Z)をパスして7番手に浮上。前を行く100号車(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)とのギャップも徐々に詰め、数周に渡り手に汗握るバトルを展開しました。順位は変わらずファイナルラップに突入しましたが、最後の日立Astemoシケインで100号車をオーバーテイクし、見事バトルを制して6位でチェッカーを受けました。最後方からのスタートとなりましたが、オーバーテイクの連続で、上位フィニッシュをすることができました。