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2024年11月8日

たくさんのファンが駆け付けるなか 17号車は接触によりリタイヤ - SUPER GT2024 Rd.8 MOTEGI

 11月2-3日、SUPER GT 2024 第8戦が栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されました。第6戦菅生、第7戦オートポリスに続き、今大会も予選日の2日(土)は悪天候に見舞われ、公式練習ではコースオフする車両が相次ぎ、雨量の多さによる赤旗中断や、一時は応援席の方々も避難を必要とする状況となり、公式予選が行われるかどうかという幕開けになりました。

 午後の公式予選は、雨天による遅れは生じたものの、Q1とQ2の合算方式で行われました。Q1を担当したのは、塚越選手。果敢にアタックするも13番手のタイムとなり、Q2の太田選手は9番手でフィニッシュ。タイム合算の結果、 Astemo CIVIC TYPE R-GTは、12番手となり、翌日の決勝レースでの追い上げ誓う結果となりました。

 翌3日(日)、決勝日のサーキットは青空が広がる快晴となり、応援に駆け付けた1,000名を超えるAstemo従業員とその家族が応援席を赤く染め、決勝レースを待ち望んでいました。

 13時00分、300Km・63周の決勝レースがスタート。スタートドライバーの太田選手は、オープニングラップを変わらず12位で終えますが、6周目に24号車(リアライズコーポレーション ADVAN Z)にパスされ13位に。その後、12周目に37号車(Deloitte TOM’S GR Supra)がマシントラブルでピットインしたことにより、再び、12位で走行を続けます。
 22周目よりGT500クラスのピットインが始まり、Astemo CIVIC TYPE R-GTは24周目にピットイン。ドライバーは塚越選手に交代し、迅速なタイヤ交換と給油作業で3つポジションを上げ、9位でコースに復帰。塚越選手は上位をめざして果敢に攻め続け、30周目あたりでは、トップ集団に引けを取らないペースで走行するも、なかなか集団からは抜け出せない状況が続きます。
 レースも終盤に差し掛かり、最後の追い上げをしている中、53周目に3号車(Niterra MOTUL Z)と横並びでS字コーナーに進入したところ、17号車は前を走るGT300車両と3号車に挟まれる形となり、GT300車両と接触し、スローダウン。塚越選手は、マシンをピットまで運びましたがダメージが大きかったことからコースへの復帰は叶わず、14位完走扱いという結果となりました。

 次戦は、12月7〜8日に行われる2024シーズン最終戦となります。ウエイトハンデが無くなり、ガチンコ勝負の鈴鹿戦で表彰台をめざします。最後まで、Astemo REAL RACINGへの応援をよろしくお願いします。