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2025年4月24日

野左根選手は転倒リタイヤ、初のJSB1000クラススポット参戦の荒川選手は14位でフィニッシュ - MFJ全日本ロードレース選手権開幕戦 モビリティリゾートもてぎ

 4月19-20日、MFJ全日本ロードレース選手権の2025シーズン開幕戦となる「もてぎ2&4レース」が、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されました。今大会はスーパーフォーミュラとの併催イベントとして行われ、2日間で延べ3万3千人が来場し、Astemo従業員とその家族295名も応援にかけつけました。

 今大会は、JSB1000クラスのみの開催となり、Astemo Pro Honda SI Racingからは、昨年から引き続き参戦する野左根 航汰選手、そして、今シーズンST1000クラスにフル参戦する新加入の荒川 晃大選手が、ST1000仕様のマシンで実践テストを兼ねて、今大会のみJSB1000クラスにスポット参戦しました。

 4月19日の予選は、初夏を思わせる暑さとなり、路面温度も45度と4月とは思えないコンディションでスタートしました。各ライダーがタイムアタックするタイミングを計るなか、序盤から野左根選手は積極的にアタックし、最終的に1分47秒976の予選6位となりました。荒川選手は1分51秒106の予選18位となりました。

 4月20日の決勝は、曇り空の下、20周で争われました。野左根選手は6番グリッドから好スタートを決め、1コーナーから2コーナーにかけて4位に浮上、そのままオープニングラップはトップグループの4位で通過しました。そして2周目、更に上位を狙う野左根選手は、ビクトリーコーナーでYAMAHAの中須賀選手、DUCATIの水野選手を一気にインから抜き、2番手に浮上。しかし、続くヘアピンコーナーのブレーキングで転倒。マシンを起こして再スタートしましたが、マシンにダメージがあったためピットに戻り、そのままリタイアとなりました。
 荒川選手は18番グリッドからスタートし、スピードに勝るJSB1000のマシンを相手に、確実な走りで14位まで順位を上げてゴールし、初参戦ながら2ポイントを獲得しました。

 次戦は5月24-25日に宮城県のスポーツランドSUGOにて開催される「スーパーバイクレース in SUGO」です。SI Racingからは、JSB1000、ST1000、ST600、J-GP3の各クラスに計9名のライダーが参戦を予定しています。引き続き、今シーズンの選手たちの熱い走りと好成績にご期待ください。