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Race Report

レースリポート
Round6
9月4日(土)、5日(日)岡山国際サーキット

JSB1000 / ST1000

岡山県

Rider Point
清成龍一選手

20Points

Rider Point
作本輝介選手

25Points

Rider Point
渡辺一馬選手

16Points

作本輝介選手がポールトゥウィンで今季2勝目!渡辺一馬選手も3位に入賞!

ST1000クラスのポイントリーダーで迎えた渡辺選手は、シリーズチャンピオンを今回決める可能性もあり、事前公開テストから、着々とセットアップを進めていました。一方、第5戦鈴鹿でトップを走りながら他車に接触され転倒リタイアとなってしまった作本選手は、鈴鹿からの好調をキープ。公開テストからトップタイムをマークし、レースウイークに入っても安定した速さを見せていました。

9月4日(土)

予選

result
清成龍一選手(JSB1000)2
作本輝介選手(ST1000)1
渡辺一馬選手(ST1000)3

JSB1000クラスの清成選手も、事前テストから復調の兆しを感じさせていた。走り始めとなった金曜日は、ウエットコンディションとなったが清成選手はトップタイムをマーク。土曜日の公式予選でも自己ベストを更新する走りを見せ予選2番手グリッドを確保しました。
一方、ST1000クラスの作本選手は絶好調。予選では、セッション終盤にアタックに入ると、計測最終周にベストタイムをマークするとリーダーボードのトップに立ち、ST1000クラスで初ポールポジションを獲得しました。渡辺選手も3番手に入り、Astemo Honda Dream SI Racingの2台がフロントロウに並ぶ予選結果となりました。

9月5日(日)

【ST1000】決勝レース

result
作本輝介選手1
渡辺一馬選手3

日曜日は朝から快晴となり、ウォームアップ走行でも作本選手が、ただ一人1分33秒台に入れトップ。渡辺選手は自身の予選タイムを上回る1分34秒016で2番手と1-2を占めていました。。
18周で争われたST1000クラスの決勝。作本選手はポールポジションから好スタートを切り、ホールショットを奪うとオープニングラップから積極的にペースを上げ2番手以降を引き離していく。一方、渡辺選手はスタートから新シケインまでで出遅れてしまいオープニングラップを5番手で終えていた。
作本選手は2周目から1分33秒台に入り、3周目には決勝レースのファステストラップとなる1分33秒222をマーク。その後もコンスタントに1分33秒台で周回し、アッという間に独走態勢を築いていきます。渡辺選手は、なかなか前をいくライダーをかわせずにいたが、7周目のバックストレートエンドで1台かわし4番手に上がると、さらに前の2番手争いを追っていく。作本選手は、2位に9秒292もの大差をつける圧倒的な速さを見せつけトップでゴール。今シーズン2勝目を挙げた。渡辺選手は、残り2周のところで前を走っていたライダーが転倒。ポジションを一つ上げ、3位表彰台を獲得しました

9月5日(日)

【JSB1000】決勝レース

result
清成龍一選手2

JSB1000クラスの清成選手も、ホールショットを奪いトップを快走。迫り来る中須賀選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)を抑え6周抑えたが、7周目にかわされてしまう。その後も意地を見せ、何とかついていくがジリジリと離されてしまい単独2位でゴール。悔しい結果となったが、清成選手本来の走りが戻って来たことを伺わせるレースとなりました。

Comment

伊藤真一監督

今回も多くのご支援ありがとうございました。岡山ラウンドは、考え得る最高の結果に近いものになったと思います。作本選手は、ここに来て調子を上げ、波に乗ってくれました。渡辺選手もタイトルへのプレッシャーのかかる中、やや緊張していましたが、表彰台に上がってくれました。この結果、ST1000クラスは、シリーズランキング1-2が決まり、最終戦はチーム内でのチャンピオン争いとなりますが、2人とも思いっきり走れるようにチームとしてバックアップして臨みます。JSB1000の清成選手は、ようやく復調してきましたがライバルの壁は、高かったですね。その壁を破り優勝できるように最終戦は、チーム一丸となって挑みます。

清成龍一選手

先週の公開テストからバイクのフィーリングがよくなって来て、金曜日のウエットコンディションでも、すごくいい感じでした。予選でドライになっても、少しアジャストするくらいで、いい調子をキープできていましたが、アベレージタイムを思うように上げることができていませんでした。何とか1分31秒台後半で走りたいとブレーキにしろ、全て使い切ってベストを尽くしましたが、全く及ばず悔しいレースになってしまいました。次戦は、早くも最終戦オートポリスになります。第2の故郷とも言える場所なので、いいレースをお見せできるように頑張ります。

渡辺一馬選手

公開テストからレースウイークの流れは、決して悪くなかったです。金曜のウエットコンディションでもフィーリングはよかったですし、アベレージもよかったので順調に来ていましたが、スタートから新シケインまでで出遅れてしまったのが大きかったですね。最後に(他のライダーの)ミスに助けられた形ですけれど、表彰台に上がることができたのは、チームのおかげです。最終戦オートポリスも優勝できるポテンシャルを持っているチームを信じて、自分自身の全力の走りができるように精一杯走るだけです。

作本輝介選手

前戦は悔しいレースになってしまったので、払拭するためにも勝つことしか考えていませんでした。公開テストから、チームのおかげで、いいフィーリングで走ることができていましたし、レースは、とにかくスタートを決めて後続との差を広げていこうと思っていたので、その通りの展開に持ち込めたので、よかったですし、安定したペースで走ることができたのもチームのおかげなので感謝しています。最終戦オートポリスは、ホームコースなので、この調子で勝って締めくくりたいですね。